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基本からと言われても…

そもそも私はボクシングをする上で、ものすごく微妙な立場にいます。競技としてボクシングに取り組んでいるにもかかわらず、35歳をすぎているがために選手にはなれない。

それでも、この6年半。子どものことや仕事をのぞけば、最優先にして取り組んできた。そして、強くなりたいし、試合にも出たい。

でも「週に2~3回しか練習にこれないのに、毎日練習している選手と同じようにスパーをさせることはできない」と言われてしまった。また「年齢制限はそれだけ危険があるからこその設定だし、それを大幅に超えているのに選手とスパーして、何かダメージが残っても責任が取れない」と。

それは、もっともなことで、そういわれてもなお「スパーをやらせてください」とわがままを言うことはできない。

でも「だからといって実戦をやめろと言っているわけではなく、基本に戻ってフットワークから練習して、防御面を強化していきましょう」とも言ってもらえている。

それも、もっともなことなんだろうと思う。

3年前の私なら、前向きにとらえてとりくんでいただろうと思う。

でも、、、、。基本に戻った地道な練習って、その先に試合で結果を出すとかといった、その努力がむくわれる可能性があるからできるわけで、それがほぼないのに、できないよなあと思う。練習だって、選手になれないのに、他のあらゆることを犠牲にして、毎日練習することは不可能だ。

トレーナーの言うことはもっともで間違っていないし、私のためを思って言ってくれているのも痛いほどわかる。けれど、もう「基本に戻った地道な練習はできない」と思っている自分がいる。

そう思う自分が、もしかしたら潮時なのかもしれないと感じている。

ボクシングをやめたいわけではない。

でも、やればやるほど、選手になれないことがつらく、その気持ちを押さえ込んでボクシングをするのが、どんどん苦しくなっていっている。

いっそのこと、試合に出れる他の競技に変わったほうがいいのではないかとも思う。

まだまだ迷いの中だ。ジムに行くのをやめたら、たちまち体重が増えてしまうので、当面ジムには行くし、ボクシングは続ける。でも、もう競技としてボクシングをするのはあきらめている自分がいるのかもしれない。


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